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  • 高年齢者雇用開発コンテスト 運送会社が大臣賞
     高齢でも働ける職場づくりを進めている事業者を顕彰する国の「高年齢者雇用開発コンテスト」で、佐賀市諸富町の陣内運送(陣内正明社長)が厚生労働大臣表彰(特別賞)を受けた。人手不足や荷受量の減少を克服するため、定年制を撤廃して倉庫業などに事業を拡大。ベテラン社員がノウハウを生かせる職場を広げ、経営の多角化につなげている。 (中略) 一律60歳としていた定年制は8年前に廃止した。長時間労働のイメージが強い運転手を中心に、人材確保が難しくなり、社員の高齢化も進んできたためだ。 消費低迷などで主力の家具メーカーからの受注が減る中、伸長する通販業者などから荷物を預かり、検品やこん包を行う倉庫業の部門を新たに立ち上げた。全国に配達網を持つ強みを生かして受注を伸ばしており、体力面などで運転...