コラム

  • OECD幸福度調査
    OECDは、家計所得、ワークライフバランス、住宅事情、環境など、異なる11の側面における幸福度(暮らし良さ)を測定しています。その2015年版が発表されたので、ご紹介しましょう。 ・家計の平均可処分所得はOECD平均並みである一方、家計における金融資産額は、最高レベル → 貯蓄好きの日本人を象徴するデータですね。 ・労働者の所得はOECDの平均的労働者を下回っているが、失業状態に陥る可能性はどの国よりも低い → 終身雇用という日本的慣行が崩れつつあると言われてはいますが、世界的にみると、まだまだ雇用の安定は確保されている、ということのようです。 ・平均寿命はOECDトップの83.4歳であるが、成人のうち健康状態が良いという人の割合は35.4%で、OECD平均の6...