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  • 吉野家、店舗設計見直し 女性やシニアが働きやすく
    吉野家ホールディングスは今春から主力の牛丼店「吉野家」の店舗設計を見直す。客席の配置や厨房の設備を変え、店員の負担を軽くする。これまでは若い男性が働くことを前提としていたが、女性やシニア層の店員が働きやすい店にする。外食業界は人手不足が強まっている。大手チェーンで働き手の変化にあわせて店づくりを変える動きが出てきた。 2017年2月期中に新しい設計の実験店を数店出す。実際に作業効率がどう改善するか効果を検証したうえで、順次導入する店を広げていく計画だ。3月に最初の実験店として恵比寿駅前店(東京・渋谷)を改装開業した。 同店では厨房と客席を店員が移動する距離が長くなるU字型のカウンターを廃止。来店客がレジで注文して商品をその場で受け取るセルフ方式を採用した。店員が何度も客席まで往復...