老後のお金が不安という人にやってほしいこと6つ
生命保険文化センターが行った「令和元年度 生活保障に関する調査」によれば、老後の生活に不安を抱く人が8割以上います。同調査によると、ゆとりある老後にするための生活費は平均で月36万1000円が必要と回答しているとのこと。月約36万円の生活を仮に25年続けたとして計算すると、確かに1億円を超えます。5000万円の貯金があっても不安という人がいますが、こういった計算をすると不安になってしまうのがわかりますね。
(あるじゃん 8月11日)
この記事が提唱するやって欲しいことは、「収入≧支出を意識して節約生活をする」、「元気なら働き、共働きは家事分担を積極的に」、「年金や社会保険の給付金はしっかりもらう」、「貯金は天引き・積み立てする」、「適正な生命保険・損害保険に見直す」、「資産運用は割合も気持ち的にも無理なく現実的に」の6つだ。どれも当たり前のことのように思えるが、実行するのは意外に難しい。
たとえば、収入≧支出というのは基本ではあるが、収入が減るほどには支出を減らせないものだ。育児や住宅ローンが終われば、その分の支出は自然に減少する。しかし、生活水準を切り下げてまで節約するのは厳しい。支出を減らすには、価値観を変えて、お金を使わなくても充実感を味わえる生き方を模索すべきだ。そして何より、「元気なら働き」、収入の減少を補うことが大切になる。