現役時代の知識や経験がお金に変わる!「シニアが稼ぎやすい副業」3選
年金支給開始年齢の引き上げや「老後2000万円問題」、さらにはコロナ不況など、シニア世代にとってお金の不安は尽きない。最近は定年を間近に控えた会社員が、退職後の収入源を確保するために、在職中から副業を始めるケースも多いのだという。
副業マッチングサービス最大手ランサーズの調査によると、コロナ禍以降に副業を始めた人の約3割が「本業で働く会社で管理職などの役職についている」と回答しており、「定年後を意識し始めた世代の副業への関心が急速に高まっている」(同社広報)という。
(マネーポストWEB 12月27日)
定年後の再雇用では収入が減るし、年金も十分ではない、となると、副業を考える人も自ずと多くなる。正社員の副業を認める企業が増えていることもあり、シニアの副業市場は拡大中だ。この記事では、山田真哉氏の著書から「オンライン講師」、「シェアビジネス」、「人材レンタル」の3つを「ベテランの知識や経験が生きる副業」として紹介している。
中でも、オンライン講師は短時間で一定の収入が得られる仕事であり、副業には最適だ。オンラインであれば、会場までの往復の時間もかからず、効率が良い。新型コロナウイルス感染症の影響で、セミナーや講座が軒並みオンラインに移行する中、需要も増加している。
筆者も厚生労働省の不安定就労者再チャレンジ支援事業でWebマーケティングの講師を担当しているが、受講生の居住地は、東京、横浜、大阪、沖縄と全国に拡がっているにもかかわらず、講師は自宅や自分のオフィスに居ながらにしてオンライン講義を行うことができ、すこぶる効率的だ。今後、様々な分野で、こうしたオンライン講師の仕事が副業として拡大していくことだろう。