定年起業への挑戦、カメラを趣味とするシニア世代に向いた副業

写真や動画素材を販売する商用サイトがある。広告やメディアなどの事業者が、イメージに合った素材を探し、使用料を支払って使う。その素材は、個人がクリエイターとして自分の作品を委託したものだ。自分の作品に使用料が払われるたびに、個人クリエイターは報酬を得ることができる。拘束時間もノルマもない。カメラを趣味とするシニア世代に向いた副業に思える。
(zakzak 7月10日)

趣味が高じてプロ並の腕前を持つに至った人は、様々な分野で少なくない。写真や動画はその典型だ。ソーシャル・メディアで公開して多くのアクセスを集めている人のところには、購入の希望も寄せられる。そこまで有名にならなくても、画像素材の流通を行っているサイトに登録すれば、素人クリエイターでも写真や動画を有償で売ることができる。

この仕事だけで生計を立てるのは難しいかもしれないが、副業としては十分に魅力的だ。特に、時間を自由に使えるシニアにとっては取り組みやすい仕事だといえる。通勤も必要なく、自宅からインターネット経由で取引が完結するのも、withコロナの時代としては良い。新型コロナウイルスの感染源となっている首都圏を避け、地方を拠点として仕事をすることもできる。ネットを活用すれば、今までの本業とは別の才能を活かした副業が可能になってきた。