ニューストッピック
-
アラ古希正社員100万人時代へ公開日:2018.05.1770歳前後の「アラ古希」世代の正社員が増えている。総務省が4月27日発表した3月の労働力調査によると、65歳から74歳までの正社員は89万人。75歳以上も加えると103万人になる。2017年平均(65歳以上)では109万人と初めて100万人を突破した。2007年は69万人で、10年間で6割増加した。 最も多いのは建設業の20万人。65歳以上の正社員比率も56%と一番高い。次いで製造業の16万人、卸売・小売業の14万人の順になっている。特に建設業や製造業の中小企業は人手不足が深刻で、技能を持つ高齢者を建設現場などで正社員として雇い続けている。正社員は一般的にフルタイム勤務が前提で、雇用期間の定めがないため、非正規社員に比べ職を失うリスクが低い。 (日本経済新聞 4月27日) ...