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レンゴー、定年65歳に 給与は維持公開日:2018.09.10段ボール大手のレンゴーは2019年4月から、定年を現在の60歳から65歳に延長する。給与や賞与など処遇は59歳以前の水準を維持する。同社は05年に65歳までの再雇用制度を導入したが、賃金は定年前の約6割になっていた。 定年延長によって1年間の人件費が数億円増える。ただレンゴーは、処遇の改善で経験豊富なシニア層の士気を高めれば、人手の確保や生産性の向上、若手への技術の継承につながっていくとみている。 (日本経済新聞 8月27日) ネット通販の市場拡大に伴って、段ボールの需要は世界的に増大しており、原料だけでなく、人材の不足も深刻になっている。増加しているとはいえ、定年延長に踏み切る企業がまだ少ない中、レンゴーが再雇用制度から定年延長に切り替え、60歳以降も待遇を維持する人事制...