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高齢化ドイツ、労働力先細りに危機感公開日:2022.02.17技術革新と製造業の拠点として長く時代の最先端を走ってきたドイツが今、先進国の多くに先んじて「人口動態の崖」に向かっている。欧州最大の経済国ドイツが人口構成の変化で勢いをそがれ、年金制度に圧力が掛かると共に、今後何年にもわたってインフレが上昇する恐れがある。エコノミストの予測では、ドイツの労働人口は早ければ2023年にピークを迎え、30年までに最大500万人減少する可能性がある。新型コロナウイルス感染拡大はそうした傾向に拍車を掛けているが、労働力不足の主因は、差し迫ったベビーブーマーたちの退職だとエコノミストは指摘する。 (THE WALL STREET JOUNAL 12月27日) 日本はいち早く労働人口の減少に直面しているが、他の先進国も労働人口減少時代に突入しつつある。欧州で...