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定年後の勤務先 「継続」が8割超公開日:2018.07.07厚生労働省がまとめた2017年6月時点の高年齢者の雇用状況によると、過去1年間に60歳で定年を迎え、勤務先に引き続き雇用された人(子会社や間連会社を含む)は84%に上った。転職や起業などで継続雇用を希望しなかった人は16%にとどまった。 定年まで勤め上げた会社なら、上司や部下など周囲が定年者の能力や性格をよく理解し、継続雇用後も働きやすい職場環境を提供してもらえるケースが多い。福利厚生制度も引き続き利用できる企業が目立つ。 一方、転職先では人間関係や社内慣習、システムなどに慣れるまで気苦労を伴う。大半の会社員が定年後も継続雇用を選んでいるのは、こうした事情も理由の一つとみられる。 (日本経済新聞 6月21日) 60歳で定年を迎えた人の多くが同じ勤務先で...