ニュース
-
サービス消費に底堅さ、65歳以上の消費増公開日:2024.03.19物価の動きを考慮した2023年の賃金は2年連続、消費支出は3年ぶりに前年を下回った。食品の消費は鈍ったが、旅行などサービスの落ち込みは限られる。現役世代に比べ65歳以上の高齢者の消費は底堅い。 (中略) 23年の名目の消費支出は65歳以上が前年に比べ4.7%増えた。50〜54歳が2.4%減、55〜59歳が4.2%減となったのとは対照的だ。働くシニアが増えている上に、現役世代に比べると多くの金融資産を持つ。物価高の影響で支出が増えやすい面に加え、株高の恩恵を受けた一部の高齢者が消費意欲を保った可能性がある。 (日本経済新聞 2月7日) 年金の上昇率は物価上昇率よりも低くなるよう年金制度が作られているため、インフレ時には年金生活者の実質所得は減少する。勤労者の実質賃金も物価ほ...