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東電、70歳まで雇用延長へ公開日:2016.03.23東京電力は、電力小売りの全面自由化など激変する経営環境を踏まえ、高齢世代社員の活躍を目的に、雇用延長制度で65歳まで働く社員の処遇を改善する。あわせて高度な専門能力を持つ社員については、70歳まで雇用を延長する制度を導入する。70歳までの雇用延長は電力業界で初めて。2016年度から導入し、同年に57歳を迎える社員から適用する。「ベテラン社員に一層活躍してもらうことで、電力自由化競争に勝ち抜いていく」(吉田恵一・経営企画ユニット組織・労務人事室長)のが狙いだ。 これまで独占状態だった家庭向け電力市場が全面自由化され、多様な顧客に選んでもらう必要が出てくる。また、業務効率化や時間外削減を一層進める上でも、ダイバーシティ(人材の多様性)が重要な要素を持つとして、女性の活躍推進をはじめ様々...