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高齢者の労働力、使えば輝く日本の潜在力、OECD調査公開日:2016.11.22日本は経済成長に向けた高い潜在力を持っている-。そんな指摘がある。人口減に伴う内需縮小が懸念される中、能力の高い女性や高齢者の労働力を活用し、豊富な資本を元手に持ち前の技術力でビジネスを拡大し、何十年も改善していない生産性を向上させれば、急成長が期待できるとの見方だ。 (中略) OECDの調査では、女性と同様に調査対象の最高齢となる55-65歳の年齢層でも、日本は読解力と数的思考力でいずれも1位だった。しかし、多くが55歳以上で定年を迎えることから就業率は急激に下がる。村上氏は高齢化が進み、生産年齢人口が減少する日本にとって隠れた人材の活用が不可避とみる。 日本の高齢者は他国に比べて勤労意欲も高い。米国、スウェーデン、ドイツ、日本の4カ国で実施した内閣府の調査によると、「今後も収入...