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高齢者や外国人などの人材多様化で生産性向上、経済財政白書案公開日:2019.07.26内閣府は近く公表する2019年度の経済財政報告(経済財政白書)で、人材の多様性が高まった企業の生産性が年率1ポイント程度上昇するとの分析を示す。男性と女性が平等に活躍する企業ほど収益率が向上する傾向にあることもわかった。高齢者や外国人を含めた多様な人材の確保に向けて、年功序列など「日本的な雇用慣行の見直し」を求める。 (中略) 白書では、政府がめざす70歳までの就業機会の確保を巡る課題を分析した。高齢者雇用の拡大で若年層の雇用や賃金が圧迫されるとの懸念に対し、上場企業の実際の状況の分析から「高齢者雇用の増加が若年層の賃金や雇用を抑制する関係性は見られなかった」と結論づけた。 (日本経済新聞 7月13日) 高齢者や女性、外国人など多様な人材が活躍する企業は、個々の従業員...