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19年求人倍率10年ぶり低下、高齢者の就業者数は過去最高公開日:2020.02.18厚生労働省が31日発表した2019年平均の有効求人倍率は1.60倍で前年比0.01ポイント低下した。過去3番目の高さだったものの、製造業など一部の求人に陰りがみられ09年以来10年ぶりに低下した。総務省が同日発表した19年平均の完全失業率は18年から横ばいの2.4%だった。 (日本経済新聞 1月31日) 10年ぶりに前年より低下したとはいえ、1.60倍の有効求人倍率は過去3番目に高い水準だ。低下したのは、米中貿易摩擦などで製造業が、先行きに確信を持てず、求人を減らしていることが影響した結果だが、そもそも、自動車産業を除けば国内の製造拠点の多くは海外へ移転しており、国内の労働市場における製造業のプレゼンスは低下している。日本全体としては、今後も、有効求人倍率は高止まりを...