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住宅ローン、定年後に遠のく完済への道公開日:2020.11.27定年退職後も住宅ローンを返済し続ける高齢者が増えそうだ。日本経済新聞が住宅金融支援機構のデータを調べたところ、2020年度の利用者が完済を計画する年齢は平均73歳と、この20年で5歳上がった。借入時の年齢や金額が上昇しているためだ。70歳まで雇用が継続されても年金生活は不安定になりかねない。貸し手も借り手も老後リスクを吟味する必要がある。 (日本経済新聞 10月5日) 住宅ローンを完済する年齢を高く設定している人は、多くの場合、不動産価格の短期的な上昇を期待しているか、退職金による繰り上げ返済を予定している。不動産価格が上昇するなら、低金利の今、ローンを組んで住宅を購入した方が得だ。ローンの返済に困れば、買った価格より高い価格で不動産を売ればよい。それができない場合は、退...