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三井住友信託銀、定年65歳に引き上げ公開日:2020.12.12三井住友信託銀行は2021年4月から、定年を60歳から65歳に引き上げる。60歳以上の行員が専門知識を生かして仕事を続けられる環境を整える。これまでも多くの行員が定年時に再雇用を希望してきたが、職務は限られ、給与も減るのが一般的だった。定年延長により、60歳以上の行員に対し、能力や成果を重視して給与水準などを決める「ジョブ型」雇用の考え方を取り入れる。就業地域の希望を聞く仕組みも導入する。 (読売新聞 11月8日) 金融業界では、定年延長の動きが一般化してきた。他の業界に比べて取引先が多く、取引先の中小企業への出向や転職の機会も多いが、それでもすべての従業員にポストを用意できるわけではない。自行内での就業機会の拡大は避けて通れない道だ。 自行内にシニアが増えれば、そ...