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地元神社の盛り上げ、シニアが力添え公開日:2021.01.05かつて多くの住民が集まり、活気ある祭りが催された地域の神社。昔ながらの近所付き合いが薄れ、すっかり静かになった境内を盛り上げようと、シニア世代がさまざまな取り組みを進めている。 賽銭(さいせん)箱、おみくじ掛け、線香立て――。「黒龍神社」(名古屋市西区)の境内に手作りした品がいくつも並ぶ。とりわけ参拝客の目を引くのが、社殿に鎮座する木彫りの「龍神像」だ。とぐろを巻いた龍の全長は約10メートル。神社の世話人を務める小田良巳さん(76)が6年かけて独学で彫り上げた力作だ。 (日本経済新聞中部版 12月24日) 地域の神社は氏神様として、その地域のコミュニティー活動の場を提供してきた。特に、転居する人が少なかった江戸時代までは、氏神を祀る氏社とそれに属する氏子の関係は、地域共...