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高所得75歳以上の保険料上げ検討公開日:2022.12.20厚生労働省が検討している医療保険制度改革案の概要が分かった。75歳以上の後期高齢者について高所得層を中心に保険料を引き上げ、現役世代からの拠出金負担を抑える。支払い能力に応じて負担を求める観点から、大企業の健康保険組合にも負担増を求める。高齢化で医療費の増加が見込まれており、制度の持続性を高める。 (日本経済新聞 10月16日) 国民年金の給付水準を下げないために、厚生年金から補填することが検討されているが、同様なことが、医療保険でも進んでいる。後期高齢者の中の高所得層の保険料を引き上げるとともに、大企業の健康保険組合の負担も増やす。高所得の高齢者の負担を増やすのは、同じ世代の中での負担割合の変更だが、健康保険組合を企業規模で区別して大企業だけ負担増を求めるのは、世代...