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米国のインフレ抑制は道半ば、日本の高齢者就業促進政策見習え公開日:2023.01.242日に発表された米雇用統計では、労働市場の好調さが改めて示された。賃金の伸びも加速し、連邦準備制度理事会(FRB)が取り組むインフレ抑制がまだ道半ばであることが鮮明となった。賃金上昇を招く人手不足の解消に即効薬はなく、FRB高官からは日本の高齢者就業促進政策を見習うべきだとの声も上がる。 (中略) リタイアした人の復帰が見込めない中、人手不足は長期化するとの観測も浮上する。こうした中、リッチモンド連邦準備銀行のバーキン総裁は2日の講演で、日本の60~64歳の就業率が年金支給年齢引き上げなどの政策を通じ、大きく上昇したと指摘。「こうしたアイデアは米国で検討するに値する」と訴えた。 (時事通信 12月4日) 原油、天然ガスなどの資源や小麦、トウモロコシなどの穀物の価格...