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シニア労災は新たな経営リスク、転ばぬ先の「減災」対策公開日:2025.03.24働くシニアの労働災害が増え続けている。就労者数の増加を背景に60歳以上の労災件数は2023年、過去最多を更新した。いまでは死傷者の3割を高齢者が占める。 (中略) ダイキン工業で家庭用エアコンを生産する滋賀製作所は23年以降、高齢従業員の肉体的負担を軽減する改善活動を進めている。室外機の組み立てラインでは人工知能(AI)の画像認識機能を使って作業中の体の角度や体幹、下肢の状態などを分析し、負担度合いを数値化した。分析結果を受け、大型部品を移すためのスライド式の作業台を自主製作した。台には傾斜をつけてあり、部品を載せると自重で次の工程に運ばれる。 (日本経済新聞 3月11日) 就労者の高齢化に伴い、シニアの労災は増加傾向が続いている。そのため、企業も高齢者の労災を減らす取り組みを強...